目尾地域振興基本計画見直し中・・・

飯塚市では、目尾地域振興基本計画検討委員会を設置し、同計画の見直しを行っています。詳しくは市のホームページ(検討案はしっかりあっぷされています。残念ながら会議録は追いついていません。)にまかせまずが、私は、市がまだアップしていない情報や個人の考え方などをこのページでお伝えしていきます。

◆見直しの主旨(市ホームページより転載)
  目尾地域振興計画につきましては、クリーンセンター(清掃工場)建設と一体的なものとして、目尾地域の浮揚さらには幸袋地区の振興を図るため、平成9年3月に策定されました「飯塚市目尾地域振興基本計画」に基づき健康の森公園の施設整備等を年次的に行っております。
  この事業につきましては、計画策定から8年が経過しておりますが、本市の厳しい財政状況に加えまして、1市4町の合併、三位一体の改革、県道飯塚福間線の拡幅、自動車産業の事業拡大等、社会経済情勢等が大きく変動していることから、「飯塚市目尾地域振興基本計画検討委員会」を設置し、同計画の検討、見直しを行っています。

と言うことで、やっていますが、果たしてどうなの???と???が続きます。

12月19日の第11回検討委で、目尾地域振興基本計画の見直しが終盤を迎えました。
市側は、最終段階の修正案として、野球場を建設し、また市民プールに近接して多目的施設を設置する案を提案しました。詳細はこちらへ。

【調整案】(原文そのまま)
  野球場予定地に市営野球場を整備し、プールに併設して多目的施設を整備する。また、保健医療福祉総合施設予定地や公共用地とする。科学館及び研修施設予定地は、市の浮揚・発展のために活用する用地とする。

資料や検討委員会での答弁によると、野球場は、両翼98m、センター122mのオリンピック規格で硬式野球にも対応、ナイター照明6器設置、収容人員は約5000人、駐車場は500台、スコアボードはチーム名・得点の電光表示ありだそうです。高校野球やプロ野球にも対応可の施設とのこと。この野球場の建設費が12億円、維持管理費は1100万円、使用料収入が150万円で年間950万円の赤字が発生する予定だそうです。この野球場整備に伴い、立岩小に隣接してある現市営球場は売却となります。

そして、多目的施設は市民プール西側に併設。施設概要は2階建て、施設の出入り口は市民プールを利用し、エレベーターも設置。1階にはふれあいコーナー、情報収集・交換コーナー、喫茶軽食コーナー、保健指導室(週1から2回程度保健師が来所)、洋室の会議室。2階には、機能回復訓練室(若い人から高齢者まで使える器具を取りそろえている。)そしてシャワールーム、サウナ、更衣室、和室、双方あわせて延べ床面積1000平方メートル。多目的施設の施設は、建設費が2億5千万円、維持管理費については1000万円、使用料収入が、600万円で差し引き400万円の赤字が毎年発生する予定。

この2つの施設整備で、計14億5千万円。そして東部地域開発に下水道整備への補助金を毎年1億円程度かける5年間で計5億円を計上しています。
また、保健医療福祉施設用地は、公共用地として確保し、将来公共施設を建設するための用地とする意向。それまでは、公共空間として利用できるように整備するそうです。
また、 科学館及び研修施設予定地残地については、市の浮揚発展のために活用すると調整案に書かれていますが、現実には工業団地として造成販売したいということです。

多少の質疑があったものの、この案を委員は了承。(一部不服そうな雰囲気はあったが・・・)
来年1月11日に再度委員会を開催し、報告書を修正した上で、決定、下旬には市長に答申書を提出となる模様です。

しかし、この案について、私は、全く評価できません。まず、野球場ですが、プロ野球に対応可能と言っても、交通の便の悪さと駐車場不足もあり、現実的でないでしょう。そして多目的施設!サウナ?シャワールーム?更衣室?隣接するプールに同じものがあるのに、それをもうひとつ造るなんて、言語道断。思いっきりムダです。こんな案を市も良く出してきたものです。また、この多目的施設については、指定管理者制度を導入する、それもプールの指定管理者にあわせてお願いしたいと市側は言明しました。
これを聞いてまたびっくり。12月議会でのプールの指定管理者の指定は何だったのか。開いた口がふさがりませんでした。これありきだったら、最初からそう言え!っつうのと突っ込みたくなったのは私だけじゃないはず。。。

以下は、過去にアップしていた記事です。


目尾地域振興基本計画検討案−修正案 2005年9月20日提案

この検討案は、7月に示された検討案に対し、検討委員会や各町内会での説明会にて寄せられた意見を元に修正した案とのことです。

第1案(図面はこちらへ)
 野球場、テニスコート予定地の一角に、温泉、レストラン、休憩室、マッサージルーム等を、保健医療福祉総合施設予定地の一角に児童遊園を設置し、残りの未着工の造成地及び未造成地を工業団地として活用する。
第2案(図面はこちらへ)
 野球場、テニスコート予定地の一角に、温泉、レストラン、休憩室、マッサージルーム等を、保健医療福祉総合施設予定地の一角に児童遊園を設置し、残りの未着工の造成地及び未造成地を住宅団地及び工業団地として活用する。
第3案(図面はこちらへ)
 野球場、テニスコート予定地の一角に、温泉、レストラン、休憩室、マッサージルーム等を設置し、残りの未着工の造成地及び未造成地を住宅団地及び工業団地として活用する。

工業団地(関係図面等はこちらへ)
・敷地規模の設定
 別紙、目尾地区周辺工業団地一覧表より、敷地面積が1,000F-10,000Fまでの企業の平均敷地規模が約4,000F(1,200坪)であり、この敷地面積を標準敷地規模として計画する。(上三緒、飯塚リサーチパーク、グリーンビル幸袋、後牟田、小呉竹工業団地等より)

・道路計画
 道路の標準幅員は8mとする。(土地区画整理施行規則第9条第3項より、区画道路の幅員は、住宅地にあっては6m以上、商業地又は工業地にあっては8m以上としなければならない。)
 また、工業団地との境には緩衝帯を設ける。なお、緩衝帯の幅は10mとするが、道路に面する箇所については5mとする。(「開発許可制度と開発許可の手引き」より福岡県建築都市部都市計画課)
・鉄塔(高圧線)
 鉄塔は今回、移設は行わない計画とする。(鉄塔を管理する用地は確保する)
 なお、高圧線下の電磁波等の影響も考えられるが、立地企業によっては高圧線下でも可能な企業もあることから、線下も敷地として計画する。

住宅団地
・敷地規模の設定
 別紙、住宅団地資料より、現在販売中の「花咲台」の平均宅地規模79.92坪をもとに、標準宅地規模を約80坪(270F)で計画する。
・道路計画
 まとまりのあるブロックについて、ブロック内の区画幹線道路(生活幹線道路)として、車道6mの歩道3m(片側)で計画する。
 他の区画道路は6mとする。
 なお、歩行者動線を考慮し、幅員4mの特殊道路(歩行者専用)を適宜配置する。
・鉄塔(高圧線)
 鉄塔は今回、移設は行わない計画とする。
 なお、高圧線下の電磁波等の影響を配慮し繰下は公共用地とする。
 (電磁波の影響範囲については、今後九州電力との協議により決定する必要がある。)

東部地域開発
1 現状
東部地域は、策定協議会の答申では、JR筑豊本線での新駅設置を踏まえた中で、低層住宅地と位置付けられている。
 これを基本構想として、幹線道路、上下水道などの基盤整備やJR新駅設置に係る条件整備などの基本的な方向性が示されている。
(1)目尾地域振興計画基本設計において、西部地域から東部地域のJR新駅に至る幹線道路のルートをはじめ、上下水道についても東部地域の開発を視点に合わせて検討し、これらの基本的方針を示す。
(2)JR新駅設置に係る条件整備について
@新駅設置の技術的可能性と事業費負担等について、JRとの協議。
A法的問題を解決するため、第3次総合計画の見直しを課題とし、都市マスタープランの作成、都市計画道路網及び用途地域の見直しなどの取扱調整も合わせて検討。
B勝野専用線問題の早期解決。
(3)事業手法の検討
2 見直し案
 本地域においては、基本的な方向性が示されているが、上記の検討事項や諸問題が山積していることから、本地域開発の基本計画策定には至っていないが、今回の見直しでは、可能な部分から計画し整備することとする。
(1)西部地域から東部地域のJR新駅に至る幹線道路については、基本方針に示されているルートを基本として整備する。
(2)新駅設置については、今後ともJRとの協議等の条件整備を行っていく。
(3)上下水道の整備の促進を図る。

参考資料(検討委の資料に掲載されていた写真等です)

浴場施設・休憩室・物販
レストラン・マッサージルーム・健康指導室・駐車場

最初の検討案もそうなんですが、この修正案にも期限や財源と言った数字が全く入っていません。
この目尾地域振興基本計画はクリーンセンター建設を進めるために地元と約束したものです。
個人的には、元々の計画自体が無謀な計画だったとは思いますが、それでも約束は約束。
この約束をベースに皆様とお話ししなくてはなりません。
目尾地域の方々とお話ししても、「縮小はやむを得ないとは思っている。しかし、この計画はクリーンセンター建設の条件だった。地域住民で議論したこの計画で描いた夢もある。納得できる案を提示して欲しい。大体、浴場作ってまた赤字出すつもり?誰がするの?」と言われています。
納得頂ける案には、このような数字の入っていない計画はほど遠いのではないでしょうか。

また、療育センターなど筑豊全体から待たれていた施設案も今回の見直しで消えてしまいました。
果たして、どうやって療育センターを実現するのか、そう言った面も大切です。

皆様のご意見をお寄せ下さい。 メールはこちらへ。