ボランティア団体への指定管理者制度説明会要約
 このメモは、平成19年7月18日に行われたボランティア団体への指定管理者制度の説明会の様子を、江口が傍聴しながら作成したものであり、不完全であることをご了承ください。参考になれば幸いです。
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日時:平成19年7月18日10:05より12:00まで
場所:飯塚市立庄内図書館
対象:図書館への登録 19団体に案内・18名出席
【配布資料】
指定管理者制度の概要、図書館条例改正案比較表、18年度図書館利用状況、県内図書館の指定管理者制度導入状況、
計A4サイズ5ページ

以下、要約。

10時05分開会
教育部長挨拶
【鬼丸生涯学習部長】
 今日は朝からありがとうございます。また日頃からの協力に感謝する。今日は指定管理者制度の説明をさせて頂き、皆様のご意見を頂きたい。
6月議会に条例提案したが、継続審議となった。閉会中の審議や9月議会で改めて結論を頂く。市民の方々に指定管理者制度が理解されていない、運営協議会、市民周知が不十分と強く指摘を受けた。私たちも皆様のご意見をしっかり受け止めたいとして、先日、館長はじめ職員が皆様の会合に伺ったが、改めて今日、皆様の意見を頂きたい。条例は、祝日開館時間延長という内容。ぜひよろしくお願いする。
【図書館:奥田係長】
資料に沿って説明する。15年の自治法改正で指定管理者制度が導入され、公共施設の管理運営が民間でも大丈夫になった。その後、各地で導入。期待される効果としては、民間事業者に門戸を開く、民間事業者のノウハウを活かし効果的効率的に運営されることなど。市での改正手続きを説明する。導入に関してまず条例改正、その後候補を選考し選定議案を議会へ提出。このように2回の議会を経なければならず、厳しい手続きとなっている。
また、募集要項仕様書等で事細かに考えられる問題点を検討中。まず、指定管理者制度に関する理解をして頂きたい。
今回の募集は、全国公募となるだろう。県内では、北九州、大牟田,遠賀で民間企業が選定されている。その他は財団。飯塚市では、外部委員が入った選定委員会で選定される。まず、あなた達どう考えますかと言い、提案を受ける。その後、その提案を選定委員会で検討し、候補者を選定する。あくまでも候補者であり、議会で承認を受けて始めて指定管理者がスタートする。いい加減な仕様書や募集要項は作れない。指定管理者決定後3年から5年が指定期間となる。四半期や毎年に報告を求める、改善を求めたり、最悪の場合は指定取り消しまであり、しっかりとした運用が求められる。
条例改正については、飯塚・筑穂・庄内の3館について、定期休館日の変更、開館時間の延長、祝日開館、館内整理日の変更などを行うもの。

***説明終了 10:25 以降質疑に***

【ボランティア団体側】
 資料の最初、期待される効果とあるが、飯塚市立図書館に置き換えるとどうなるのか?住民として公の施設のサービス向上というが、開館時間の延長というのが目につく程度、その他は理解できないので説明を。また行政の経費削減とあるが、飯塚ではどの程度削減されるのか不明なので、ここも説明を。
【図書館:奥田係長】
 期待される効果、条例上は、開館時間の延長と祝日開館のみ。どこまで公共図書館として満足頂いているのか正直わからない、現在のスタッフも、できるだけのサービスしているが評価は様々だろう。今維持されているサービスを最低限維持したいというのが正直な気持ちだ。ボランティアさん達との関係については、こうして貸出冊数や期間などは一つ一つ整理しないとならない。今、司書の継続雇用の問題が一番大きいと考えている。確約はできないが、今現状の図書館サービスをやって頂いている方々が継続してやって頂くのが一番のサービス向上だと考える。他の今の司書さんが1年でも2年でも長く勤めることが、サービスを維持することだろう。
住民ニーズへの対応については、開館時間の延長と祝日開館のみ。30分前倒ししたのは、商店街の方々の話があり、朝ちょっとでも図書館に寄って頂きたいと考えた。
図書館に収益性がないというのは確か。正規職員を引き上げる事で若干コスト削減になる。今の司書の待遇は、切り込める余地がない。あえて切り込むと今の司書も職業選択の自由があり、辞めていくだろう。今いる方をいかに処遇できるのかが、提案の一番のポイントとなると思う。今いる人たちの希望を聞きながら継続雇用を実現するかを努力していく。図書費を削る提案は受けられないし、下回るカタチの運営は約束違反となる。機構改革の中でどうなるかはわからないが、どこかは担当するし、守られるだろう。
【ボランティア団体側】
 資料にある民間事業者への公共分野での事業機会の拡大とは?
【図書館:奥田係長】
 財団だけでなく、民間にも開くという事。この資料は指定管理者制度全体の説明だ。
【ボランティア団体側】
 住民ニーズについて、開館時間の延長と言われたが、これ以外にもあるだろう。どう対応していくのか。これだけと思ったら間違いだということを指摘しておく。
【ボランティア団体側】
 穂波図書館と頴田図書館はどうなるのか。
【図書館:奥田係長】
 議会の中でもそのような質問があったが、直営でやる。指定管理者制度が導入された後、不都合のないカタチで考えていく。この場で言えるのは、直営でということだけ。
【ボランティア団体側】
公民館に図書が置いてあってと言うカタチか?
【図書館:奥田係長】
社会教育セクションの話となる。穂波図書館、頴田図書館については、直営と考えている。その他は考えていない。今の状態が続くということ。私どもの立場としては、3館を指定管理者制度でやるが、2館は直営でする、皆様のお知恵を拝借しながら考えていきたい。
【ボランティア団体側】
つぶれてしまうことあるの?指定管理者に流れちゃった。最初の指定管理者は良かったが、次はダメと言う事もありえるよね。
【図書館:鬼丸生涯学習部長】
 飯塚市では、公の施設全部を検討している。指定管理者制度導入した施設も含めて検討する事としている。今の段階では、2館は直営と考えている。指定管理者と連携しながら問題ないようにやっていく。募集要項や仕様書できっちり書いて、協定書でも押さえていく。今日は、皆様の穂波でこんな事をやっているというのを聞いた上で、今後に活かしたい。
【ボランティア団体側】
飯塚の図書館は5館で図書館と思ったが、なぜ3館なのか。
【図書館:奥田係長】
 今日の会合での希望は、筑穂でがんばっていられる内容を聞きたい。なぜ切り分けたのかと聞かれると数多くの施設を抱えているが、5館を維持をしたいのは事実。しかし合併で類似施設いっぱいある中、統廃合もあるのも事実。今日はその話は避けて頂きたい。図書館がいっぱいあるのが良いのはその通り。ボランティアの話をしたい。議会での話になるので、そこは・・・
【ボランティア側】
 導入に向けての説明を受けている。議会審議中と言う中での説明、良くなる事は良い事だが、議会で決定されていない事を審議しているのは不思議。
【図書館:上原館長】
 おっしゃったとおり、私どもも条例提出は市長が行う事もあり、皆様に説明せずに出した。しかし、議会での指摘を受け、ボランティアの方々の不安を取り除くために、市民の方々の意見やボランティアの方々、図書館運営協議会の方々の意見をしっかり聞いて、仕様書に取り入れられる所は取り入れて良い図書館を作りたいので協力よろしく。
【ボランティア側】
 これが議会で通らなかったら、サービス向上はないのか?
【図書館:奥田係長】
 否決されたから、サービス向上はないという事はない。本来は定例的にこのような場を設けるべきだったが、システム統合などがありできなかったことを反省している。直営だろうと、指定管理者制度だろうと、お話を聞かせて頂きながら、サービス向上に取り組みたい。
【ボランティア団体側】
 今日聞いていると、はじめてここの会に出席されて内容を聞いた人が多いだろう。聞いていると、11日に図書館運営協議会が行われた。その席で、素朴な意見を出させて頂いたし、前日10日にボランティア交流会での意見も伝えさせて頂いた。11日には、経費削減が大きな目的であると言われてが、疑問に思い、不安・希望・疑問を様々だした。そのことを言われると議論の土台ができるのではないか。その議論の土台がないと、積み重ねできない。私たちは、利用者側でもあるし、図書館と利用者をつなぐ大きな役割を果たしている。私たちは、協議会で急ぐ必要ないという意見も出したが、経費削減というと職員引き上げをせざるを得ないとの説明だった。しかし、それで良い図書館ができるのかも不安という話もあった。そのあたりの説明をして欲しい。今後どうなるかが一番不安。上手く私たちの活動ができるようにするにはどうすればよいかを答えて頂きたい。
【ボランティア団体側】
 10日には出席できなかったが、ボランティア側の主催だったよね。厚生文教委員会では、自分たちが主催するかのような話し方をなぜしたの?
【図書館:奥田係長】
 誤解を受けてことを謝る。
【ボランティア団体側】
 不手際多かった。廃案が当然だったと思う。また、私は今日の会合を聞いていない。なぜ?
【図書館:奥田係長】
 廃案という思いも当然あるだろうが、議会の判断であり、差し控えたい。10日の件からまず話したい。
【ボランティア団体側】
 昨年11月に図書館の方から、ボランティアの登録のお願いがあった。その登録用紙の中に、行事ボランティアとあり、そこにひっかかりがあり、そこを皆で話し合いたく呼びかけて10団体が集まり、意見を集約したモノを協議会メンバーである先生にお渡しした。その意見は、1,「行事ボランティア」でなく「読書推進ボランティア」として登録させて。2.図書館行事は図書館主催が前提であり、ボランティアの責任にしないで。3,ボランティア向けの講座をしっかり行い、ボランティアの育成をして。またボランティアの窓口となって。4,色んな場所での読書推進活動がしやすいように図書や資料の貸出をして。5,図書館は皆が行けるような施設であるべき、5館を存続して。
以上の5点を要望した。
【図書館:奥田係長】
 まず、1点目の「行事ボランティア」でなく「読書推進ボランティア」でと言う事に関しては、私どもの配慮不足もあった。子ども読書推進基本計画もあるが、ボランティアとの関わりは、各5館での温度差もあった。力量のある所、荷がかかるお話しは図書館もしにくいということで、このような名称となった。このような話し合いを2度3度と繰り返す中で考えていきたい。
2点目だが、お話し会用の備品が限られた数しかなく、集中する事で他のボランティアに迷惑かからないように制限した。
3点目の図書館行事について、確かにその通り。日頃のおつきあいの中で気づかない事も多いだろう。昼休みにカウンターが手薄になる事もあり、その時間を外してもらいたいとお願いした。来たらいけないという事ではない。手が空いているときは対応している。
講座の問題、過去に色々開設してきたが、ボランティアの方々だけにはできない。開設すると費用対効果のこともあり、来場者を確保しなくてはならない。話し合いの中で聞いた事を予算組みに反映したい。役所の職員だけで考えるとマンネリ化しているのも事実。県立の講座なども増し刷りなどをして極力手元に届けたい。これは決して手を抜いていない。
貸出について。システムがらみの問題があり相談したい。例えば、ある団体が資料を予約して、飯塚のモノを庄内に持っていくと、2週間ある団体が占用するカタチとなる。改善を検討中。
【ボランティア団体側】
 指定管理者制度を導入した場合、今までのようなボランティア活動は保障されるのか。指定管理者が「不要」というケースあるのか。
【図書館:奥田係長】
 今日は、ボランティアと図書館の話。ボランティア名簿も含めて、指定管理者との協定の中で話していく。基本的な業務内容に関して、維持もしくはアップされるようにしていく。100%保障はできないが、個別の引き継ぎ事項が出てくるだろう。指定管理者の方々とボランティアの方々と今日のような会合を持って良いのではないか。
【ボランティア団体側】
 ということは、行事自体は、指定管理者の方とやりとりしながらやるのか。
【図書館:奥田係長】
 その通り。財団になるのか、民間になるのかわからないが、行政がやるのと同じ。図書館が考えているのは、現状維持が最低条件。個別メニューまで縛るかは未定。H18.19年に実施したメニューは例示して、類似メニューを継承してもらう。
【ボランティア団体側】
 6月終わりの委員会で、子どもの読書基本計画について、要項・仕様書に盛り込むと言われているが、子どもの読書活動推進計画の事?
【図書館:奥田係長】
 正式名称は覚えていないが、法に基づく基本計画の事。図書館にとどまらない問題なので、関係部署と相談しながら取り組むと返答した。図書館として、学校として、何ができるかと言うこと。
【ボランティア団体側】
9条2項に子ども達の読書を推進するために、市町村の努力義務として計画の策定があがっている。もし、指定管理者が導入されたとしてもこのような計画が立てられるならば、安心できるんだけど。
【図書館:鬼丸生涯学習部長】
 児童育成課と学校教育課と連携とってやっていきたい。その時は、ご意見を。
【ボランティア団体側】
 田川が導入済み、嘉麻市も策定に入ると言う。指定管理者が入るという不安を消すために策定して欲しい。導入するにしても、後ではなく、先に作った上で導入して欲しい。
【ボランティア団体側】
 委員会では、策定すると言わなかったか。
【図書館:奥田係長】
 基本計画については、関係箇所と検討するという。確かに後先になっているが、ご理解頂きたい。今後もボランティアだけでなく市民の意見を頂こうという事で、現在アンケートを準備している。
【ボランティア団体側】
 今、色々説明している。決める前に説明するのは良い事だが、その時々で課題が出て来ているだろう。なぜ、問題が山積しているのに急ぐのか。住民アンケートの結果もまだ。理解をされたと行政が思って決定するのならばわかるが、急ぎすぎではないか。説明会をやりましたという実績づくりのためにしているのではないよね。
【図書館:鬼丸生涯学習部長】
 これを機会に図書館の運営のあり方について、意見を聞く事は大切だと思う。指定管理者にまかせて大丈夫かと言われると100%大丈夫とも言えない。定期的にこのような会合を持ちたい。
【図書館:上原館長】
 議事録を確認したら、「10日に係長3名を派遣する」、「子ども読書推進基本計画については協議していきたい。」と答弁している。
【ボランティア団体側】
 今から先の予定は?アンケート取ると言われたが、指定管理者制度導入の趣旨などをしっかり書いた上でされるのか、時期や、場所、集約方法、報告は市報などにのるのか。また様々な場所に色々な意見が集まるだろう。それが議会に提出されるだろうが公開されるのか、またこのような説明会の計画があるか、
【図書館:奥田係長】
 今、素案を作っている段階、図書館、公民館、支所、本庁、子育て支援センターにもお願いしたいが、役所は固い所なので、どうなるか。今週には置きたい。図書館に関しては、貸出の際に挟み込むことも検討したい。集約時期は8月7日の厚生文教委員会では中間集約くらいは報告できるようにしたい。3週間から1ヶ月を考えている。集約の報告だが市報はスペース取れないしチラシを挟み込むにも費用がかかる。図書館では公開したい。さらに広くお伝えできるように検討する。お知恵を拝借したい。
【ボランティア団体側】
 その集約については、私たち会議出席者には少なくとも知らせて欲しい。
【ボランティア団体側】
 アンケートは指定管理者制度についてのアンケートなんだよね。内容把握してなくて答えるのは難しい。個人への説明会は??
【ボランティア団体側】
 アンケートだけ置かれてもわからない。飯塚市の方、皆にわかってもらってやるならいいけど、個人個人の方にちゃんと知ってもらわないと効果ない。後先になったのなら、最初に戻して説明から始めて欲しい。県内の導入施設に視察に行ったのなら、そのメリットデメリットも教えて欲しい。
【図書館:奥田係長】
 説明について、13万人全員に説明できればいい。最大限の説明はさせて頂きたい。一番の関係者は利用者。カウンターでも問いかけあったら説明する。県内4カ所視察したが、それぞれ独自の指定管理者制度。スタッフの継続雇用を優先したところ。将来の直営を目指して導入した所、財政問題から導入したところと様々だ。
【ボランティア団体側】
 これからのスケジュールを。
【図書館側】
 10日のボランティア交流会、11日の図書館運営協議会のあと、教頭会には先日説明した。幼稚園、保育園などこれからやっていきたい。
【ボランティア団体側】
 住民の方にきちんと説明を。
【ボランティア団体側】
 なぜ急ぐのか?今日もしっくりきていない。8月7日の厚生文教委員会で遠そうとするのか?これで審議できるのか?アンケート集約もまだであり継続審査となるのか?導入したらあなたたち(部長以下職員)は皆いなくなるよね。急がないで欲しい。
【図書館:奥田係長】
 急がないでという意見は、図書館運営協議会でも出ていた。決して私どもも急いでいない。後先についてはお詫びするしかない。8月7日聞かれたら答えるしかないが、今日の会議も実績づくりではない。

***12時になり、今日は閉会。また次回にと言う事になりました。***



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